◆男子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 日本オープン 最終日(13日、埼玉・東京GC=7251ヤード、パー70)
3位から出た2018、19年賞金王の今平周吾(ロピア)が逆転でツアー通算10勝目を初のメジャータイトルで飾った。昨年11月の三井住友VISA太平洋マスターズ以来の優勝で、賞金4200万円を獲得した。
コースのある東京GC(狭山市)の隣、埼玉・入間市生まれの32歳。地元開催で、ゴルファー日本一の称号を手にした。このコースは今夏のオープンウィークを利用し、4度ラウンドした。当時よりラフが深いというが、大会中はフェアウェーキープを意識し、好スコアにつなげた。ツアー初優勝の2017年から、継続中では最長となる7季連続優勝を記録。1打差で終えた第3日後には「こういうチャンスの時にしっかり勝たないと」と話していた。
◆今平 周吾(いまひら・しゅうご)1992年10月2日、埼玉・入間市生まれ。32歳。9歳でゴルフを始め、2008年の日本ジュニアでは松山英樹との最終日最終組対決を制して優勝。高校を中退後、米IMGアカデミーで2年間武者修行。09年全米ジュニア8強。11年にプロ転向。18年は1勝、19年は2勝で2年連続賞金王。昨年は2勝で通算9勝。165センチ、67キロ。家族は妻。