石川遼「耐えた」68で5差22位発進 18番パーセーブにガッツポーズ「ポケットの中では何回も…」


18番で第2打を放つ石川遼。初日2アンダーの好スコアをマークした(カメラ・今西 淳)

18番で第2打を放つ石川遼。初日2アンダーの好スコアをマークした(カメラ・今西 淳)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第1日(24日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)

 昨年大会4位の石川遼(カシオ)は3バーディー、1ボギーの68で回り、首位と5打差の22位の滑り出しとした。「全体的に耐えのゴルフ。少ないチャンスをものにできて、すごく良かった」と振り返った。

 前半はバーディーパットを決めきれず、9ホール連続でパー。流れを変えたい後半の立ち上がりで、2・5メートルを沈めて、この日最初のバーディーを奪った。続く11番では4メートルのパーパットを残したが、見事にセーブ。14、15番を連続で伸ばした。17番はボギーとしたが、18番では3メートルのパーパットをねじ込み、右手で力強くガッツポーズを作った。「ポケットの中では何回も握ってたんですけど、最後だけ出ちゃった(笑い)。最後(18番)は誰がどう見ても耐えた感じだったので、運が良かった」と笑ったが、第2ラウンド以降につながるパットとした。

 ホールアウト後に何度も「耐えた」という言葉を口にした石川。それでも「きょうは良くやった」と高い自己評価を下した。「僕の中では72ホールずっと続いていると、とらえている。最後の18番でも締めくくるというよりは、明日(25日)に向けてという思いもある。そこは自分としては前向きな気持ちで、反省するべきところは反省して、明日は良い18ホールにしたい」と残り3日間へ向け、気持ちを切り替えた。

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