賞金ランク2位の金谷拓実が第2Rのベストスコア65で5差4位へ急浮上 逆転での賞金王へ「ベストを尽くせたら」


18番ティーショットを放つ金谷拓実(カメラ・今西  淳)

18番ティーショットを放つ金谷拓実(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第2日(29日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 首位と6打差の17位から出た賞金ランク2位で通算7勝の金谷拓実(Yogibo)は6バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア65をマーク。通算4アンダーの4位へと浮上した。「昨日よりもアイアンショットの調子が良かったので、チャンスも多く作れた。本当にいいプレーができた」と納得の表情を見せた。

 序盤はロングパットを次々と沈めてスコアを伸ばした。3、5番では15メートルのバーディーパットを沈め、4番では6メートルのパーパットをねじ込み、ピンチを脱した。その後は「昨日終わってから練習して、ちょっとずつ感触も良くなってきた」というショットでチャンスを作り、6つのバーディーを量産した。

 第1ラウンドは賞金ランク上位3人で回り、重苦しい雰囲気の中で全員がオーバーパーをたたいた。組み合わせが変わった第2ラウンドは「昨日がいいラウンドではなかったから、ある程度開き直った」。気持ちを切り替え、賞金ランクトップの平田憲聖のスコアを気にすることなく、自身のプレーに集中。一気に順位を上げてきた。今季3勝目&初の賞金王へ向け、5打差を追いかける週末へ、「いつも通り変らずに、その日のベストを尽くせたら」と淡々と優勝を目指す。

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