岩井千怜が62で単独首位浮上 山下美夢有が2位 原英莉花は最終Rに届かず来季は米下部ツアー行きを明言


原英莉花

原英莉花

 米女子ゴルフツアーの最終予選会は8日、アラバマ州モービルのマグノリアグローブで2コースを使用して第4ラウンドが行われ、2位から出た岩井千怜(ちさと、ホンダ)が62をマークし、通算20アンダーで単独トップに立った。山下美夢有(みゆう、加賀電子)も63と伸ばし、1打差の2位。63の岩井明愛(あきえ、ホンダ)は14アンダーで7位、65の吉田優利(エプソン)は13アンダーで9位、71の馬場咲希(サントリー)は4アンダーで25位、70の山口すず夏(環境ステーション)はイーブンパーで51位となり、61位までの最終ラウンドに進んだ。5ラウンドで25位までが来季の出場資格を得る。

 69の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は、3オーバーで1打及ばず進出を逃した。原は最終ラウンドに届かず「すごく残念な結果」と唇をかんだ。来季の米ツアー行きは逃し、4日間を戦ったことで米下部ツアーの出場権を得た。「自分の気持ちは動かない。米国に向いている。下部ツアーに行くと思う」と明言した。

 ◆最終予選会 5日間90ホールの競技で争われ、72ホール終了時点で予選カットを実施。2次予選会の通過選手に加え、年間ポイントレース101~150位(アーカンソー選手権終了時)の選手、10月8日時点の世界ランク上位75位以内の選手らが出場。25位以内に入れば、来年の米女子ツアーの出場資格を得る。

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