◆米女子プロゴルフツアー ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ 第2日(31日、フロリダ州レークノナ・クラブ=6624ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、今季米ツアーに本格参戦した竹田麗央(ヤマエグループHD)は4位から出て1イーグル、3バーディー、1ボギーの68と伸ばし、通算6アンダーで首位と4打差の3位に浮上した。
圧巻のプレーは2番パー5で見せた。後半出だしの1番で3パットでボギーをたたいた直後のホール。残り約245ヤードから3番ウッドで2オンに成功し、約2メートルのイーグルパットを沈めた。「ロングホールだったので、バーディーを取りたいなと思ってた。イーグルチャンスが近かったので、いいイーグルだった」とかみしめた。
7番、9番でもバーディーを奪い、68でフィニッシュ。「前半はノーボギーで1つバーディーが取れた。1番でもったいないボギーの後、すぐイーグルが取れたので、すごくいいラウンドだった」と振り返った。
昨季国内8勝を挙げて年間女王に輝き、米ツアーに本格参戦。コースの芝質や気候など環境が変化する中、初日から好調が続いている。「グリーン回りは日本に比べたらすごく難しい。そういうところにはなるべく外さないようにするマネジメントがしっかりできてる」と自画自賛した。
通算10アンダーで首位の金阿林(韓国)と4打差。米ツアーメンバーとしてのデビュー戦で優勝を狙える好位置で週末を迎える。竹田は「残りの2日間も自分のプレーができたら」と充実の表情を浮かべた。