
日本ゴルフツアー機構の理事会後に取材対応した倉本昌弘副会長(カメラ・星野浩司)
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の倉本昌弘副会長が4日、都内で理事会後に取材に応じ、9月4~7日開幕の国内男子ゴルフ「フジサンケイクラシック」(山梨・富士桜CC)の開催について言及した。
4月25~27日に開催予定だった国内女子プロゴルフツアー「フジサンケイレディス」(静岡・川奈ホテルGC富士C)は、主催するフジサンケイグループによる開催辞退の申し出があり、中止すると先月27日に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から発表されていた。元タレント・中居正広氏のトラブルに端を発した、一連の問題が影響したとみられる。
倉本副会長はフジサンケイクラシックの開催について「まだサンケイグループさんからは何も言ってこられていない」と現状を説明。「我々はご案内が来るまで分からない。我々がやってくれとか、やめなさいとかはない。我々としては試合はぜひ続けてほしいと願ってるだけです」
フジサンケイレディスは開催約2か月前の先月27日に中止が決定した。中止の影響で日程が空いた週への対応について、倉本副会長は「主催者の方々が持っている週なので、我々が先走って何らかの営業をするわけにはいかない。フジサンケイさんがやっていただくのを期待して、待つしかない。フジサンケイさんは女子(の大会)をやめるにあたって、あそこまで遅くなったのは、できるだけやりたいご意思があったと思うので、男子もギリギリになるのではと思う」と語った。