
馬場咲希
◆米国女子プロゴルフツアー ブルーベイLPGA 第1日(6日。中国・ジャンレイク・ブルーベイGC=6712ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、米ツアーメンバーとしてデビュー戦に臨んだ馬場咲希(サントリー)は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーで3オーバーの75で終えた。
ハプニングとアクシデントの連続だった。出だし1番パー4の第一打が左の石垣を越えてしまい、ボギーでスタート。バーディーを奪った直後の4番パー3では、第1打のスイング中に5アイアンが真っ二つに折れ、ボールを打てず。無罰で別のクラブで打ち直し、パーセーブした。
ホールアウト後、大会を中継するWOWOWのインタビューで「それも新しい経験。ゴルフは面白いなと思った」と笑顔で振り返った。後半は12番で第1打を大きく右に曲げてダブルボギーをたたくなどスコアを大きく落とした。2日目以降へ「練習を頑張ります」と決意を込めた。
◇馬場咲希・一問一答
―デビュー戦の初日を振り返って
「今日は後半が苦しいラウンドになってしまい、ショットがあまりうまくいかず、バーディーが全然取れなかった。(12番で第1打を)ロストボールを1つしてしまったところで、その後に流れをつかめなかったので、悔しいです」
―緊張感は
「すごいワクワクで楽しみなラウンドだったけど、回ってみるとすごい厳しいというか、LPGAの舞台はやっぱり難しいと感じた」
―1番のピンチをボギーで乗り切った
「1番の左からのショットはしょうがないところもあったけど、あれをボギーで収められたのが次につながった」
―4番でクラブが折れるアクシデントがあった
「ゴルフってそういうこともあるんだなというか、それも新しい経験みたいな感じだったので、ゴルフは面白いなと思った」
―後半は風が吹き、タフなライにいったホールもあった
「練習ラウンドから風がけっこう吹いてたので、試合も吹くんだろうなと思ってた。そこの対応がうまくできなかったことが今日良くなかった原因でもあるのかなという感じです」
―明日に向けて
「試合と練習の差があるので、そこを埋めていけるように、明日に向けてまた練習を頑張ります」