
雷雲接近で競技が順延となり引き揚げる暫定首位の安田祐香(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第1日(11日、埼玉・石坂GC=6585ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)
雷雲接近のため、午後1時57分に競技が一時中断。天候回復が見込めないため、午後2時30分に順延が決定した。第2日(12日)に午前7時から再開予定。
昨年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで念願のプロ初優勝を挙げた安田祐香(NEC)が14ホールを消化し、7バーディー、ボギーなしの7アンダーで首位に立った。3番パー4で10メートルのバーディーパットを入れると、6番まで4連続バーディー。「(3番で)長いパットが入って流れが良くなりました」と冷静に話した。14ホールで7バーディーも奪いながらも「ショットは悪かったです」と振り返る。
雷雲接近のため、試合会場の練習場や練習グリーンも使用できす。安田は「ショットが悪かったので、これから、練習します」と、近隣の街の練習場へ向かった。トーナメントで首位に立つ人気女子プロが隣の打席で練習していたら、一般のアマチュアゴルファーはびっくりするだろう。
16ホールを消化した韓国のペ・ソンウ(大和地所)が6アンダーで1打差2位に続く。
5アンダーで2打差3位の蛭田みな美(ユアサ商事)は最終18番ホールのグリーンでプレー中に中断となった。
前年覇者の阿部未悠(ミネベアミツミ)は12ホールを消化し、3バーディー、2ボギーの1アンダーで35位につけている。
昨季の日本女子ツアー年間女王で今季から米女子ツアーを主戦場に移し、今季の日本女子ツアー初戦の竹田麗央(ヤマエグループHD)は11ホールを消化し、3バーディー、3ボギーのイーブンパーで50位。