◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 最終日(20日、米カリフォルニア州・エルカバレロCC=6679ヤード、パー72)
首位から出た岩井明愛(あきえ、ホンダ)はプレーオフ進出を懸けた最終18番の2メートル強のパーパットが決まらず、5バーディー、2ボギーの69で通算20アンダー。2月のホンダLPGAに続く、1打及ばずの2位に終わった。
岩井明は今年からツアーメンバーとして本格参戦。参戦4戦目での優勝なら、竹田麗央の5戦目(2025年3月ブルーベイLPGA)を上回る日本史上最速だった。第3ラウンド後には「(最終日は)緊張するかもしれないが、最終組で回れることがまずうれしい。周りを気にせず自分のプレーに集中していけたら」と話していた。次戦の今季メジャー初戦、シェブロン選手権(24~27日、テキサス州・カールトンウッズ・クラブ)で、再び優勝争いに加わる。
68で回ったイングリッド・リンドブラト(スウェーデン)が21アンダーで優勝した。
◆岩井 明愛(いわい・あきえ)2002年7月5日、埼玉県出身。22歳。陸上に励んでいた小2の時、父・雄士さんの影響で双子の妹・千怜とともにゴルフを始める。埼玉栄高を経て、武蔵丘短大在学中の21年6月にプロテスト合格。23年のKKT杯バンテリンレディスで初優勝。同年9月に2週連続完全優勝。24年はニチレイレディスなど3勝を挙げ、通算6勝。今季から千怜(同7勝)とともに米ツアー本格参戦。好きな歌手はMrs.GREEN APPLE。161センチ。家族は両親と妹、弟。