菅沼菜々 前沢杯でミシェル・ウィー超え! 女子選手が男子ツアーで最少記録のイーブンパー「うれしい」


12番で、石川遼(左)、片山晋呉(右)の見守る前でティーショットを放つ菅沼菜々。初日イーブンパーの大健闘を見せた(カメラ・今西 淳)

12番で、石川遼(左)、片山晋呉(右)の見守る前でティーショットを放つ菅沼菜々。初日イーブンパーの大健闘を見せた(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー 前沢杯 第1日(24日、千葉・睦沢町・MZGC=6652ヤード、パー70)

 女子ツアー2勝で男子ツアー初参戦となった菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は2バーディー、2ボギーのイーブンパーで第1ラウンドを終えた。

 ツアー20勝の石川遼(カシオ)、31勝の片山晋呉(イーグルポイントGC)と同組でプレーし「テレビで見てる方なので、めっちゃ緊張しました」。パー4ながら距離が長い505ヤードの1番、491ヤードの8番でボギーをたたいたが、後半に13番と18番でバーディーを奪った。「1番、8番は物理的に届かないのでしょうがないかなというホール。そこだけボギーだったので、上出来だと思う」と手応えを語った。

 女子選手の男子ツアーにおけるスコアでは、2005年のカシオワールドオープン第1ラウンドでミシェル・ウィーがマークした1オーバーを抜き、最少記録を更新した。菅沼は「記録って知らなかったのでうれしい。調子もだいぶ良くなってきたので、明日も今日よりいいスコアで上がりたい」と声を弾ませた。

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