
プロアマ後に取材に応じる石川遼
◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ プロアマ戦(30日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
2010年大会覇者の石川遼(カシオ)が開幕前日のプロアマ戦後に取材に応じ、「文句なしのコースだし、もろに自分の今の状態が出る。全選手がメラメラ燃えられるトーナメント」と開幕を待ちわびた。
今年で第65回を迎える「中日クラウンズ」は、1973年のツアー制施行後は会場を変えずに開催されてきた歴史のある大会だ。石川は15年前には最終日に58をマークし大逆転優勝、22年には7番、23年には4番で2年連続ホールインワンと、記録を刻んできた。
今年で13度目の出場になる。「これだけたくさん和合でプレーしていて、こうやって攻めたいというのは毎年決まっているけど、それができない時がやはり多々ある。4日間の中で誰よりもたくさんいい攻めができて、しちゃいけないミスが少ない人が勝つ」と気を引き締めた。
「こう攻めたら絶対いいってみんな分かっている状態でやるっていうのが、多分ゴルフの難しさ」と語ったうえで、「過去の優勝者に自分の名前が入っているけど、これからの2勝目、3勝目っていうところの方が大きな意味を持ってくるのかなと思う」と口にした。