
12番ティーショットを放つ畑岡奈紗(カメラ・今西 淳)
◆報知新聞社後援女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(8日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72)
日本ツアー今季初参戦で、7年ぶりにサロンパスカップに出場した畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が4バーディー、1ボギーで3アンダー69で回り、暫定3位でホールアウトした。
出だしの10番でボギーをたたいたが、15番、16番とともに約3メートルのパットを決めて2連続バーディーを奪取。後半の3番でも伸ばし、最終9番パー5は第3打をバックスピンでピンそば約2・5メートルに寄せてバーディ―で締めた。
畑岡は「前半はなかなかチャンスが続けてはつけられなかったけど、少ないバーディチャンスを生かしていかないとこういうコースは伸ばせないなと思いました。自分では納得のいくパットをして外していたので、すぐ気持ちを次のホールに切り替えられていた」と振り返った。
地元・茨城の大会に凱旋(がいせん)出場。平日にもかかわらず、大勢のギャラリーから声援や拍手を浴びた。「あれだけで緊張するというか、雰囲気が普段と違うので4~5ホールちょっと緊張してた」と笑顔。「本当にたくさんの方に応援に来ていただいてすごくうれしいです。久しぶりに帰ってきてたくさんの方の前でプレーできてすごくよかった」とかみしめた。
前週に米ツアー出場後、4日に帰国して参戦。国内メジャー5勝目を目指す中、初日は3アンダーと好発進した。「ティーショットはすごく良くて全部フェアウェーに運べたけど、アイアン、ウェッジでちょっと引っ張ってしまうところもあったのでその辺は修正しないといけない」と第2日以降を見据えた。