前沢友作氏「4・5億円の赤字」…前沢杯の収支報告 チケット1万円、来場者は4日間で計3641人


18番グリーン上のテントから観戦する前沢友作氏

18番グリーン上のテントから観戦する前沢友作氏

 衣料品販売大手ZOZO創業者の前沢友作氏が14日、自身のXを更新し、自身が企画して4月に開催された国内男子ゴルフツアーの新規大会「前沢杯」の収支を報告した。

 前沢氏は「初年度は4・5億円の赤字でした。もちろん僕が個人で負担します」と収支を公表。「翌年度は、プロアマ売上の拡大、観客動員数とチケット・物販売上の拡大、コストカットなどで、なんとかトントンにして持続可能な大会にしていきたいと思います。来年も頑張ります」とつづった。

 同大会はプロアマ戦を異例の10日間開催し、参加権を1組100万円で一般販売。一緒に回りたいプロをオークション入札で指名するなど話題を呼んだが、売り上げは想定を下回る3・3億円だった。ラウンドガールが全組に帯同し、会場には高額のスーパーカーを展示。一方で、観戦チケットは各日1万円で販売し、4日間で計3641人と入場者数は低調だった。

 前沢氏は「女子選手の出場や、ラウンドガールの活躍、スーパーカーの展示などにより、前澤杯を取り上げていただいた記事やニュースなどが、スポーツメディアの枠を超え、多くの一般メディアでも紹介され、広告価値に換算して25億円程度のメディア露出がありました。これは異例とのことです」と記した。

 さらに「聞くところによると、男子も女子も国内のゴルフトーナメントで黒字化している大会はなさそうとのことで、初の黒字化大会目指してさらなる挑戦をしていきたいと思います」と次回大会へ意欲を燃やした。

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