初日、７アンダーで首位に立った小平
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン第１日（１５日、滋賀・日野ＧＣ＝７０３５ヤード、パー７０）
７年ぶりの国内ツアー優勝を目指す小平智（３５）＝Ａｄｍｉｒａｌ＝が１イーグル、６バーディー、１ボギーの７アンダー６３で首位発進した。日本７勝、米国１勝の実力者が１１年ぶりに出場した関西オープンで今季初Ｖを狙う。
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ワイルドなひげ、前髪だけ白髪がトレードマークの小平が、爽やかに笑った。「リズムよく、いいゴルフだった。滑り出しがいいのは最高。合格点」。１４年以来、１１年ぶりに帰ってきた大会で、１６番パー５で５メートルを沈めてイーグルを奪うなど６３で首位発進した。
前戦の中日クラウンズは首痛で途中棄権したが「無理をしてもよくない。今後も試合があるから大事をとった」と状態は上向き。「いいショットには恩恵が、悪いショットには罰があるセッティング。やっていて面白い」とコースマネジメントを楽しむ余裕もあった。
米ツアーでの優勝経験がある３５歳も、１８年の日本シリーズＪＴカップ以来、優勝からは遠ざかっている。今季は「できれば３回以上優勝したい。開幕してからかみ合っていなかったので、これでエンジンをかけていきたい」。７年ぶりの優勝で、完全復活ののろしを上げる。（森脇 瑠香）