◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 第1日(15日、米ノースカロライナ州クウェイルホロー・クラブ=7626ヤード、パー71)
メジャー2勝目を目指す松山英樹(LEXUS)は3バーディー、4ボギーの1オーバー72で、第1ラウンドをホールアウトした。
1番はグリーン奥からのアプローチを寄せてパーでスタートした。硬さが増していくグリーンを、なかな捉えることができない一日。3番でもグリーン奥からセーブするなど、我慢強くプレーを続けた。
4番パー3で第1打をピン右1メートル半につけてバーディーを先行させた。249ヤードの6番パー3は第1打がグリーン奥まで転がり、4メートルのパーパットが残りボギーとした。8番は残り90ヤードの第2打を1・2メートルにからめてバーディー。1アンダーで折り返した。
10番パー5で7メートルを沈め、また1つスコアを伸ばしたが、12番でティーショットが左の木に当たり226ヤードしか飛ばず。250ヤード近く残った第2打はグリーン右手前のバンカーにつかまり、ボギーとなった。
「グリーンマイル」と呼ばれる16~18番の難関でスコアを落とした。16番はピン左を一度捉えた第2打が奥へ転がり落ち、第3打が3メートルオーバー。17番パー3はグリーン手前からのアプローチが1メートル半残り、パーパットはカップ左へ。連続ボギーを喫した。
クウェイルホロー・クラブでの全米プロ選手権開催は8年ぶり。松山は2017年大会で優勝争いの末に5位に終わり涙を流した会場に、マスターズチャンピオンになって帰ってきた。残りの54ホールで、1オーバーから巻き返していく。