
飛行機のオブジェの前で記念撮影する都玲華
◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス(3~6日、神奈川・戸塚CC=6766ヤード、パー72)
21歳ルーキーの都玲華(大東建託)が2日、会場で練習後に取材に応じ、初優勝してハワイ旅行をゲットすることを誓った。
資生堂が主催する今大会は2019年に創設され、今年から日本航空(JAL)が特別協賛。優勝者には副賞として、高級車「RANGE ROVER VELAR」、資生堂化粧品100万円分に加え、JALからホノルル線往復券(1組2名、ビジネスクラス)が贈呈される。
子どもの頃、ハワイに行ったことがある都は「行きたい! ハワイは大好き。空気がおいしいし、ザ・バカンスっていうゆっくりしてる感じが好きなので、頑張ります!」と声を弾ませた。
前週のアース・モンダミン・カップは33位。課題はパッティングだ。「パターのズレが一番大きい。ボールをのぞこうとして右に体重がいっちゃって、届かないから手だけハンドファーストになってた」といい、石井忍コーチにアドバイスをもらいながら修正。「今はすごい左上からのぞいてる感覚でやっててヒットもいいし、転がりもすごくいい」と手応えを語った。
今週はベテランキャディーの清水重憲氏とタッグ。自己最高の8位に入った5月のメジャー、ワールドレディスサロンパスカップ以来、2度目となる。「すごく心強い。コースで打とうとした時、私が『なんか気持ち悪い…』と言うと、『ここはスプーンでもいい』とかいろんな提案をしてくれて、徹底的に不安を取り除いてくれる」と信頼を置く。
清水キャディーから「優勝するぞ、都!」と言われ、「私は本当に空回りするから『ダメダメダメ!」と言った」という。普段は都が前のめりに突き進み、キャディーに止められることが多く「いつもと逆だけど、いざ始まるといつも通りになるから、うまく引き留めてもらいながらやれたらと思う」と大会を見据えた。