
男子プロゴルフツアー関西オープン第2日で62をマークし、通算12アンダーで首位に立った木下稜介
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第2日(16日、滋賀・日野GC=7035ヤード、パー70)
国内ツアー3勝の木下稜介(AKRacing)が1イーグル、8バーディー、2ボギーで62をマークし、通算12アンダーで首位に躍り出た。
はじめの10番で2メートルを沈め、バーディーを奪うと、11番は「まさか入ると思ってなかった」とバックスピンでイーグル。15~17番で3連続バーディーを奪い、「アイアンのフィーリングがよかった」と手応えを口にした。後半は4連続バーディーを奪うなか、最後の9番は、「左のOBを警戒してなかった」と痛恨のボギーを喫した。それでも、通算12アンダーで首位に立った奈良県出身の木下は「あと2日、気を引き締めて、地元・関西で優勝できるようにしっかり頑張りたい」と意気込んだ。
前週の中日クラウンズに参戦中、義理の父が帰らぬ人となった。「今週も出られる状態じゃなかったけど、妻に『お父さんのために出て』と言われて、背中を押された。お義父さんのためにも優勝したい」と木下。恩返しの優勝を亡き父へ届ける。