23歳ルーキー・六車日那乃、デビュー戦は56位発進「内容は悪くない」 プロキャディーの金言で安定感


六車日那乃

六車日那乃

◆女子プロゴルフツアー SkyRKBレディス第1日(16日、福岡・福岡雷山GC=6489ヤード、パー72)

 昨年プロテストで合格し、レギュラーツアーのデビュー戦を迎えた六車(むぐるま)日那乃(ニトリ)は4バーディー、4ボギーの72で回り、イーブンパーの56位で発進した。

 前半の11番パー4は、残り67ヤードの第2打をロフト角58度のウェッジでピンそばに寄せて初バーディーを奪った。ボギーとバーディーを3つずつ重ねて後半へ。5番パー5は第3打のアプローチを寄せてバーディーを決めたが、続く6番を落とした。

 山間で起伏があり、グリーンが硬くて速い難コースでイーブンパー発進。「全体的に安定した感じでできた。もっと伸ばしたかったけど、内容は悪くない」と手応えを感じていた。

 今大会は、国内男子ツアーで10年、15年賞金王のキム・キョンテ(韓国)や23年賞金王の中島啓太(フリー)、同女子ツアー16勝の上田桃子さんらとタッグを組んできたプロキャディーの島中大輔氏とともにラウンド。「もっとバーディーを取ろうとかうまく頑張ろうとか考えすぎず、今のままやってればいいよ」とアドバイスを受け、「あまり技術も気持ちも浮き沈みなくできた」と振り返った。

 目標は予選通過とトップ10入り。23歳のルーキーは「明日もいい感じでいければと思う」と第2日の上位浮上を誓った。

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