19歳・荒木優奈が涙「本当に悔しい」 2打差2位で初Vならず 宮里藍さんから労い「次は優勝」


優勝を逃し、涙をぬぐう荒木優奈 (カメラ・馬場 秀則)

優勝を逃し、涙をぬぐう荒木優奈 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 最終日(25日、愛知・中京GC石野C=6642ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、首位タイで出た19歳ルーキーの荒木優奈(Sky)は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で通算18アンダーとし、優勝した佐久間朱莉(大東建託)に2打差の2位で初優勝を逃した。

 出だし1番でボギーを打ったが「開き直れた。逆に追いかける立場でやりやすかった」と荒木。6番パー5は残り41ヤードの第3打が直接カップインさせてイーグルを奪った。13番、14番の連続バーディーで佐久間と2打差に迫ったが、初優勝には届かず。悔し涙をぬぐった。

 佐久間とともに66、67、67と3日連続でベストスコアをマーク。史上5人目となる、4日間大会で完全Vでの初優勝はならなかったが、荒木は「最終ホールまで攻めなかったホールはなかった。最後まで優勝争いに加われて楽しかった。大きく崩れなかったので、自信になった」とかみしめた。

 会場では元世界ランク1位の宮里藍さんに「見てたよ~。来週も頑張ってね」と労いの言葉をもらい、涙を浮かべた。2週前の今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップの6位を超え、自己ベストを更新する2位。「本当に悔しい。でも、次は優勝しかない。優勝を目指して頑張ります」と言い切った。

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