松山英樹、全米OPは通算12オーバー 来週は格上げ大会「精度を高めないと優勝争いは厳しい」


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米オープン 最終日(15日、ペンシルベニア州・オークモントCC=7372ヤード、パー70)

 最終ラウンドが行われ、63位から出た松山英樹(LEXUS)は3バーディー、1ボギーの68と伸ばし、通算12オーバーでホールアウトした。通算50度目の出場となるメジャーで2勝目はならなかったが、難関コースのオークモントCCで自身初のアンダーパーで回った。

 松山は大会を中継するU―NEXTのインタビューに応じ、「最後のアンダーパーを自信に変えて頑張りたい」と語った。

 ◆松山英樹・一問一答

 ―ドライバーは落ち着いてきたか。

 「これが本当に良くなってるのか、そうではないのか、疑問はすごい残りますけど、最後もフェアウェーに行きましたし、とらえてるところが多かったので、この感じでやっていけばいいのか、いけないのか、そこも含めてまた明日から練習したいなと思います」

 ―今週は首のこと(痛み)もあったが、全米オープンの4日間を振り返って。

 「なかなか試合をやりながらアジャストするのは難しいコンディション、コースなので、もっと早い段階で今日のようなショットが打てる状態にしてこないといけないってのは分かっててるんですけど、なかなかそれができなかった。そういう戦いがもう半年くらい続いてますけど、最後のアンダーパーを自信に変えて頑張りたいと思います」

 ※解説を務めた男子プロ・谷原秀人から質問

 ―パッティングの感触は。

 「初日は悪かったけど、2日目くらいからすごくいいフィーリングが出ていると思う。それが結果につながらないというのが苦しいですし、3パットの回数が多いのももちろんそうですけど、距離感をうまく作れていないのが、まだまだかな」

 ―アドレス時、かかとに体重がかかっているように見えた。意図的にしているか。

 「それは試行錯誤しながらやっているところで、今はそういう状態なので」

 ―このスコアの鬱憤(うっぷん)はどこで晴らすか。

 「とりあえず、寝ます」

 ―来週はシグネチャーイベント(格上げ大会)のトラベラーズ選手権に臨む。

 「コースが全然変わりますし、ティーショットの狙いどころも狭いコースなので、もっと精度を高めていかないと優勝争いは厳しいと思うので。今日はゆっくり寝れそうなんで、また頑張ります」

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