岩井千怜「もう少しバーディーが欲しかった」75で8打差6位 「強い気持ちで」最終日へ


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第3日(21日、テキサス州・フィールズ・ランチ・イースト=6604ヤード、パー72)

 強風の中で第3ラウンドが行われ、5位から出た岩井千怜(ちさと、ホンダ)は2バーディー、5ボギーの75で通算2オーバーとし、トップと8打差の6位で最終日を迎える。

 ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「タフなコンディションだったが、そのなかでも耐えてのラウンドだったと思う。もう少しバーディーが欲しかった。ボギーはしょうがないというラウンド。あとはもうちょっとバーディーが来れば良かったんじゃないかな、と思っている」と笑顔で語った。

 1番パー5を4オン2パットのボギーで出ると、4番パー3は第1打をグリーン奥のバンカーに入れ、ここでもスコアを落とした。9番パー5で2オンに成功し、この日初めてのバーディー。この日はティーグラウンドが前に出た1オンチャンスの15番パー4は、ティーショットをグリーン手前の深いバンカーに入れ、第2打は出ず。3オン2パットのボギーを喫し「ティーショットはすごくいい感触で打てたが、狙いが薄かった。もう少し左を狙って打つべきだったと反省している」と振り返った。

 17番パー3は第1打を1メートル半につけ、2つ目のバーディーを奪うと、小さくガッツポーズを作った。「やっぱり、もう少しバーディーが欲しかった。惜しいパットが何個かあったし、ショットもすごくいい感触だった。あとは自分のモチベーションとか、気持ちだけだなという感触」と悔しそうに口にした。最終日へ「あとは本当に気持ちだと思う。ショットもいい感じだし、パットもいいパットを打てている。気持ちは弱くならずに、強い気持ちで行きたい」。まだトップ10がない海外メジャーで、上位フィニッシュを目指す。

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