
広吉優梨菜
◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス 第1日(3日、神奈川・戸塚CC=6766ヤード、パー72)
15歳アマチュアの広吉優梨菜(福岡第一高1年)が3バーディー、2ボギーの71で回り、1アンダーの17位で発進した。
「パットが良くてスコアがまとまった」と、前半の12番は5メートル、後半の7番は7メートルのパットを決めてバーディーを奪取。5試合目の初日をアンダーパーで発進し「自己採点は90点。今までで一番いい滑り出しになった」と自画自賛した。
福岡県出身の広吉は23年に九州ジュニア選手権、昨年の日本ジュニア選手権(12~14歳の部)で優勝。国内ツアー4勝の吉田優利(エプソン)を目標に挙げ、ドライバーの平均飛距離は240ヤードを誇る。
14歳で出場した昨年の住友生命レディス東海クラシックで17位に入るなど、実力を発揮。一方、今年6月の宮里藍サントリーレディスでは小祝さくら(ニトリ)、安田祐香(NEC)と同組で回り「2人はどんどん伸ばして、全然着いていけなくて、自分はまだまだだなと感じた」とプロのレベルの高さを痛感した。
首位と4打差。2日目以降に向けて「まずは予選通過して、4日間満足したプレーをしたい」と言葉に力を込めた。