松山英樹は今季メジャー最高16位 初日97位から巻き返す シェフラーがメジャー3冠達成


◆男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 全英オープン 最終日(20日、英ロイヤルポートラッシュGC=7381ヤード、パー71)

 34位で出た松山英樹(LEXUS)は7バーディー、2ボギーの66とスコアを伸ばし、通算7アンダーの16位に順位を上げて大会を終えた。21位だった4月のマスターズを上回る今季メジャー最高位だった。

 「トップ10に入りそうな雰囲気はあったけど、(ボギーだった)13番、16番はもったいなかった。ショットも最後の方は少しずつ良くなってきていた。精いっぱいの結果かなという感じ」と振り返った。

 松山は今年が11度目の全英オープン出場。6年前に予選落ちを喫したコースで初日は97位と出遅れ、カットライン上の51位で決勝ラウンドに進出し、日を追うごとに順位を上げた。「なかなかいいプレーはできなかったけど、来年に向けてまた頑張っていきたい」。2021年マスターズに続くメジャー2勝目へ、挑戦は続く。

 大会5度目の挑戦で初めて決勝ラウンドに進んだ金谷拓実(SOMPOひまわり生命)は3バーディー、2ボギーの70で回り、2アンダー40位。69位で最終日を迎えた初出場の河本力(大和証券)は4バーディー、1ボギーの68と伸ばし、4オーバー63位だった。

 世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)が68をマークし、17アンダーで後続に4打の差をつける圧勝。マスターズ(2022、24年)、全米プロ(25年)に続くメジャー3冠を達成し、キャリアグランドスラムに王手をかけた。69のロリー・マキロイ(英国)は10アンダーで7位だった。

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