
9番で第2打バンカーショットを放つ石川遼。初日5アンダーの好スタートを切った(カメラ・今西 淳)
◇男子プロゴルフツアー リシャール・ミル・チャリティー 第1日(31日、石川・能登CC=7142ヤード、パー72)
石川遼(カシオ)は5バーディー、ボギーなしの5アンダー67でホールアウトした。「ちょっとショットがぶれたところはあったけど、そこからボギーにならなかったっていうところはすごく良かったと思う」と初日のプレーに及第点を与えた。
バーディー発進で迎えた391ヤードの2番。フェアウェーからの第2打をピンにからめることができず、手前から20メートルのバーディーパットを残した。「ウェッジでセカンドをミスしてしまった。出だしが不穏だったけど、そこから修正できた。でも、ああいうのは一回もないようにしたいので、もったいなかった」と振り返った。
7番はフェアウェーからの第2打をグリーン右へ外し、9番パー3はティーショットがグリーン右のバンカーに入れたが、ともに寄せてパーでしのいだ。「今週はスコアが伸びると思うので、ボギーが出にくいと思う。年間の中でも1個のボギーが重いというか、そういうコースかなと。少ないバーディーの数でも、ボギーでスコアを落とさなければなんとか順位は落とさないでいけると思うので、修正するところはしっかり修正して、また明日もいいゴルフができればなと思う」と語った。
今大会は能登半島地震の復興支援を目的とした新規大会で、賞金の5%を被災地支援のために寄付する。観戦は無料(事前登録制)で、会場では輪島朝市などの協力を得て新鮮な食材や名産品を販売している。