
共に通算10アンダーで首位に並んだ佐藤心結(左)と桑木志帆がホールアウトで抱き合う(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 第3日(13日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)
前日サスペンデッドになった第2ラウンド(R)の残りを消化後、第3Rが行われ、3打差2位で出た桑木志帆(大和ハウス工業)が5バーディー、2ボギーの69で回り通算10アンダーで、佐藤心結(みゆ、ニトリ)と首位に並んだ。
「朝から緊張していて、短いパットを何度か外してしまったけど、3つスコアを伸ばして終わることができてよかった」とムービングデーを振り返った。
最終18番でティーショットを右ラフに入れ、レイアップを強いられた。100ヤードの第3打はピン右奥3メートル弱へ。ねじ込みパーをセーブし、ガッツポーズが飛び出した。「リーダーボードで一番上に(佐藤)心結と一緒に名前があったので、絶対決めたいと思った。今日一番いいパットがあそこでできたので、明日はまたいいプレーができるんじゃないかなと思う」
最終日も佐藤心結、金沢志奈の同じ3人で最終組を回る。「今日もみんなでバーディーをたくさん取れて、いい雰囲気のなか回れた。明日もみんなでバーディーを取り合って、いい戦いをしたい」と楽しみにした。昨年のJLPGAツアー選手権リコー杯に続くメジャー2勝目に王手をかけた。「その時より確実にうまくなっていると思うので、あとは自信を持っていくだけ」と言葉に力を込めた。