古江彩佳「勢いに負けないように頑張りたい」 若手台頭の国内ツアーに今季初出場、3年ぶりV狙う


練習ラウンドの9番、笑顔を見せる古江彩佳 (カメラ・豊田 秀一)

練習ラウンドの9番、笑顔を見せる古江彩佳 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第3戦 日本女子オープン 練習日(1日、兵庫・チェリーヒルズGC=6616ヤード、パー72)

 米ツアーを主戦場とし、今季国内ツアー初出場となる古江彩佳(富士通)は1日、練習ラウンド後に取材に応じ、国内では3年ぶりの優勝に向けて意気込みを語った。

 先月23日に帰国した古江は、故郷・兵庫でのメジャー大会に向けて「(調子は)ボチボチかな。地元の兵庫なので頑張りたい。自分の状態を見つけて、しっかり自信を持っていけるのがベストだと思う」と見据えた。

 ジュニア時代から知るコースだが、この日まで3日連続で18ホール、計54ホールの練習ラウンドを敢行した。「知ってるコースにしては多めかな。ティーショットの感じだったり、いろんなところから打てる。知ってるコースとはいえ、回っていた時とは別物なので、そこを確認したいので多めだった」と意図を明かした

 22年から米ツアーに本格参戦して4年目。今季はトップ5入りが3回あるが、優勝はまだない。「最初のアメリカでの試合はあまり良くなかった。最近は、だいぶ戻ってきてる方かな」と徐々に調子を上げてきている。

 今季の国内ツアーでは、プロ1年目の入谷響(加賀電子)や荒木優奈(Sky)、前週は2年目の菅楓華(ニトリ)ら若手選手が続々と初優勝を飾っている。25歳の古江は「あまりネットとか見ないので、全然分からない。知らない方も多い」と苦笑し、「勢いに負けないように頑張りたい」と力を込めた。

 国内ツアーでは、22年の富士通レディース以来となる優勝を目指す。昨年大会で首位発進しながら4位に終わった古江は「しっかりフェアウェーキープをしていきたい。60台はしっかり出していかないときついかな」と抱負を語った。

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