菅楓華「すごく良いプレー」 初Vから2週連続優勝へ5アンダー発進…前日は昼寝で疲労回復


菅楓華

菅楓華

◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第3戦 日本女子オープン 第1日(2日、兵庫・チェリーヒルズGC=6616ヤード、パー72)

 前週のツアー初優勝から2週連続Vを狙う20歳の菅楓華(ニトリ)は6バーディー、1ボギーの5アンダー67でホールアウトした。

 1つ伸ばして迎えた5番パー5の第3打を左に曲げてOBとしたが、5メートルのパットを沈めてボギーで終えた。「ボギーで抑えられて切り替えができた」と続く15番で1・5メートルに寄せてバウンスバック。後半は3番で70センチ、4番で50センチ、8番で1メートル、9番で20センチと高精度のショットを連発してスコアを伸ばした。

 「特に後半はショットがお先パットできる距離に寄って、ピンチもなく、すごい良いプレーだった。今週もショットの悪いイメージがなかったので、自信を持って打てている」

 前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで初優勝。重圧のかかる熱戦を終え、疲労は「今まで以上にきている」。今大会開幕前日の1日は練習ラウンドを取りやめ、軽めに調整した。午後1時頃にコースを出て宿舎に戻って1時間ほど昼寝し、夕方は買い物に出かけて好物のマスカットなどを購入。夜は焼き鳥店で食事してリフレッシュした。「今朝は体も元気だったので、正解だった。休むことも大事だと思えた」と初日の好プレーにつなげた。

 初優勝から2週連続優勝となれば、1988年のツアー制度施行後では昨年の竹田麗央(ヤマエグループHD)以来、史上5人目。メジャーで達成なら史上初となる。菅は「初日が課題だったので、60台で回れたことは大きい。いい流れに乗っていけそうなので、今日もしっかり休んで明日も頑張りたい」と力を込めた。

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