
プロアマ戦で笑顔を見せるホステスプロの古江彩佳(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 富士通レディース プロアマ戦(16日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)
大会を主催する富士通に所属するホステスプロの古江彩佳は16日、プロアマ戦で最終調整し、過去3度優勝の今大会への意気込みを語った。
今大会は19、21、22年に優勝を飾った好相性のコース。「よし、行くぞ!というテンションになりやすい」と笑顔を見せた。過去3勝の中で一番記憶に残るのは「(19年の)アマチュア優勝がプロになれたというのもあるので、一番最初(の優勝)かな」。昨年は山下美夢有(花王)とのプレーオフの末に2位だったが「正直忘れていて、みんなに『プレーオフしたよ』と言われて、そういえばそうだったと…。それを思い出して、悔しい思いはしてるので頑張りたい」と語った。
勝利を目指すためのゲン担ぎは「とんかつを食べるのは毎週のルーチンです」とニッコリ。アマチュア時代から試合前日に食べており、米ツアー中も母・ひとみさんの手作りで食べ続けている。とんかつ店が見つからずに食べられない時は「ちょっと残念だなと思う」と言うが、毎週のとんかつは欠かさず「胃もたれ? 大丈夫です。気持ちは上がってるはずです」と豪語した。
3週連続の国内ツアー参戦。2週前の日本女子オープンは9位、前週のスタンレーレディスホンダは6位とトップ10入りが続いており「徐々に(調子が)戻ってきている」と手応え十分だ。ホステス大会に向けて「しっかり3日間頑張って、また優勝争いできるように、大会を盛り上げていけるように、ホステスプロとしてしっかり頑張れたらと思う」と決意を込めた。