
プロアマ戦で調整した渋野日向子(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 富士通レディース プロアマ戦(16日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)
2週連続で国内ツアーに出場する渋野日向子(サントリー)が16日、プロアマ戦後に取材に応じ、今大会への意気込みを語った。
7か月ぶりに国内参戦した前週のスタンレーレディスホンダは予選落ち。取材エリアに姿を見せず、悔しさをにじませていた。「先週は悔しい2日目だったので、短いパットもかなり外したのですごくショックだったけど、しっかり切り替えてここにきた」と語った。
今週はパッティングの修正に取り組んだ。14日に福岡でパッティングの指導を3時間ほど受けた。「今までは型にとらわれないというか、自分の感性でやってきた中で、いろいろ話を重ねていく中で、科学的なものが必要だと思うとなった。そこは勉強しにいかないとなと思った。3時間くらいやった」と明かした。
新たな発見については「発見ばかりで言葉にできないけど、私は手を使う動作が多すぎた。当たり前のことだけど、体を使って大きい筋肉で打つこと」と説明。「悩みに悩んで悩みまくってるので、変えたいし変わりたいし、逃げたくない。ちょっとでもキッカケをもらえると」と復調を見据えた。
主戦場とする米ツアーでは直近4戦連続で予選落ち。CMEポイントランキングは104位に低迷している。前週から4週連続で国内ツアーに参戦後、11月13日開幕のアニカ・ゲインブリッジ・ペリカン(フロリダ州)に出場予定。来年の出場権を確保できる同ランク100位以内を逃した場合、すでにエントリーした米ツアー最終予選会(12月4~8日、アラバマ州)に挑戦する。
現在は日米ツアー5週連続で予選落ちと苦しんでいる。渋野は今大会に向けて「(パットを)信じて打つこと。予選を通りたい」と声を弾ませた。