石川遼は8打差で最終日へ 9番での「打ったことのないバンカーショット」にスコットも「GREAT」


7番、バーディーパットを沈め歓声に応える石川遼(カメラ・中島 傑)

7番、バーディーパットを沈め歓声に応える石川遼(カメラ・中島 傑)

◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 第3日(18日、栃木・日光CC=7238ヤード、パー70)

 第3ラウンドが行われ、8位で出た石川遼(カシオ)は2バーディー、2ボギーの70で回り通算イーブンパーとし、8打差の11位で最終日を迎える。この日は2013年マスターズ覇者のアダム・スコット(オーストラリア)との2サム。大勢のギャラリーを引き連れた。

 9番では左林からの第2打を右隣の16番のバンカーに打ち込むトラブルに見舞われた。「打ったことのないバンカーショット」と振り返った一打は、7番アイアンで30ヤードキャリーさせ、手前でワンバウンドさせてグリーンを捉えるというもの。ピン左5メートルに運び、スコットから「GREAT!」とたたえられる場面もあった。パーパットは惜しくもカップをそれたが、ボギーにとどめた。

 トップの清水大成(ロピア)が63をたたき出し、差は8打に開いた。「スコアを伸ばすことができたらまだ分からない展開。といっても、やることは変わらない。できる限りいい準備をして、チャンスだなと思ったら(バーディーを)取っていけるような、そういう内容にしたい」と語った。

最新のカテゴリー記事