都玲華は21位「ショットの修正能力がついてきた」「パットはものすごい良かった」


1番で第2打を放つ都玲華(カメラ・今西 淳)

1番で第2打を放つ都玲華(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース 最終日(19日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)

 21歳ルーキーの都玲華(大東建託)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算3アンダーの21位で終えた。

 前半の2番は4メートル、5番2メートル、10番でも2メートルにつけてバーディーを奪取。「全体的に悪い内容じゃない。耐えるところは耐えられた。チャンスを決めきれなかったり、ショットが(ピンそばに)ついても難しいラインで伸ばせなかったけど、スコア以上に内容は久しぶりに良いなと感じる」と充実感をにじませた。

 前週から新パターを投入。グリップも試行錯誤し「左指ピーン」のクロスハンド、右手を逆手にして握るクロウ、拝むような握り方の3種類を使い分け。今大会のパッティングは「ものすごい良かった。3日間、3パットは1回もなかった」とうなった。

 最終日は朝の練習場でアイアンショットが思うように当たらなかったが、「肩の開きを直したら良くなった」とコースでは安定感を発揮した。「修正能力がついてきた。練習場とコースは違くて、いざコースに出ると傾斜や風があって思ってたのと違ったけど、正解に近いものを探す能力がついてきた」と成長を実感している。

 9月には3戦連続の予選落ちと苦しんだが、前週は12位、今週は21位と決勝ラウンドに進んだ。「ずっと予選落ちしてたので通れて良かった。手応え的には良かったので、来週以降につなげたい」と笑顔がはじけた。

最新のカテゴリー記事