3オーバーで終戦 渋野日向子「頭を抱えちゃうぐらいボロボロ」「非常に毎日疲れています」 


10番、渋野日向子がティーショットを放つ (カメラ・馬場 秀則)

10番、渋野日向子がティーショットを放つ (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 延田グループ・マスターズGCレディース 最終日(26日、兵庫・マスターズGC=6562ヤード、パー72)

 44位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで連日の74とスコアを落とし、通算3オーバーでホールアウトした。

 「ショットもそんなに良かったとは思えないけど、パットを打ちすぎ。けっこう疲れました。最後の3ホールだけ、ショットはボロボロだったけど、ポンポンポンと入ってくれた終わり方だった」と振り返った。

 後半7番は5メートルを沈めてバーディー。最終9番はグリーン左バンカーからの第3打が、段下7メートルまで転がり落ちた。「なんでもええ、っと思って打ったらドンガラガッシャンって入りました」。パーをセーブし、ギャラリーの拍手を浴びた。

 前半11番で10メートルから2メートル半オーバー、13番でも2メートル近くオーバーするなど、苦戦しながらパーパットをしぶとく決めていった。ともに3パットを要し、17番はボギー、3番はダブルボギーを喫した。「本当に入らない。入るところについているかというと、そうでもないかもしれないけど。本当に入らなかったし、惜しくもないし。もう頭を抱えちゃうぐらいボロボロなので」と言葉を絞り出した。

 ショットでも悩みながらのプレーが続いている。10番は最終日もティーショットを右ラフに入れた。「それを意識しながらスタートしようとしたけど、また右ラフ。ティーショットにも不安があるし、セカンドもいいショットを打ったところもあったけど、不安も残っているし。本当に考えることが多いので、非常に毎日疲れています」と肩を落とした。

 次週が国内4連戦の最後になる。「本当にやるしかないので。考えることがたくさんあるし、毎年そうは言っているけど、なかなか結果につながらないので。いい気持ちで終われるように。日本では最後だと思うので、頑張りたいなと思います」と前を向いた。

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