
2アンダーで初日を終えた清水大成(カメラ・高木恵)
◆国内男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 第1日(30日、千葉・成田ヒルズCC=7137ヤード、パー71)
清水大成(ロピア)は4バーディー、1ダブルボギーの2アンダー69で回り、トップと3打差の16位でスタートした。4番パー3で3オン2パットのダブルボギーがあったが、耐えながらスコアを作っていった。最終9番パー5は2オンに成功も「すごい欲しがっちゃって、3パットしてしまった」。まず反省が口をついた。
2週前の日本オープンは最終日を4打差の単独首位で出ながら77と苦戦し、4位に終わった。「一日通して自分のプレーに徹することができなかった。最終日にトップに立ったことで、いつもと違うプレーを無意識にさせられていたんだなと思う」と振り返った。「いくらでも『あのショットが…』とは思ったけど、もう終わったことなので次に生かせばいい。残り試合頑張ろうと思っている」と気持ちは前向いている。
最終日の夜、自身のインスタグラムに「マスターズ行きたかった」と、心からの思いをつづった。翌日の月曜日は休み、火曜日から練習をする予定だったが、結局2日間クラブを握らなかった。「火曜日もやる気が起きなくて。そこでしっかり2日休んで、(マスターズは)今年だけじゃないしなって。残り試合もあるし、と切り替えられた」と口にした。
今の大きなモチベーションは、12月の米ツアー予選会だ。11月のダンロップフェニックス終了時の賞金ランキング5位以内は2次(2~5日)から、1位は最終(11~14日)から挑戦できる。「フェニックスまでに1位を目指して、そこを頑張ろうと思っている」。現在の10位から浮上を目指す。「今日はもう少し伸ばしたかったけど、まだ3日あるので。修正して、また優勝争いできるように頑張りたい」。上々のスタートを今季2勝目につなげる。

