石川遼「いいゴルフ。チャンスは全然ある」 今季自己最多に並ぶ9バーディーで2位浮上


第2ラウンドで好スコアをマークした石川遼(カメラ・高木 恵)

第2ラウンドで好スコアをマークした石川遼(カメラ・高木 恵)

◆国内男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 第2日(31日、千葉・成田ヒルズCC=7137ヤード、パー71)

 選手会主催の新規大会の第2ラウンドが行われ、16位で出た石川遼(カシオ)が9バーディー、3ボギーでこの日のベストスコア65をマークし通算8アンダーとし、2打差の2位に浮上した。「いいゴルフだったと思う。あと2日あるので、しっかり切り替えてやれれば。チャンスは全然あると思う」。雨の中、今季自己最多に並ぶ9バーディーを重ねた一日に合格点を与えた。

 ショットで作った3メートル前後のチャンスをしっかりと決めていった。2番、9番の2つのパー5は、ともに第3打を「お先」の距離につけるバーディー。11番パー3ではグリーンの外からウェッジで沈めてスコアを伸ばした。「昨日も今日も全体的にすごくいいゴルフができている。これだけ難しいコースで、いいショットやパットが打てれば、これだけバーディーを取れるというのは収穫だった」と振り返った。

 一時はトップを捉えるも、終盤の5ホールで3つボギーをたたいた。500ヤードのパー4の14番は、ティーショットが右ラフへ。残り230ヤードの第2打はグリーン右の崖下に落ちた。15番は第1打を左バンカーへ。ライが悪く出すだけになり、2ホール続けてスコアを落とした。「14、15はドライバーでミスをしてボギーになっているので修正したい」と口にした。「本当に楽しみ。いいからこそ、もっとできたなと思うところもある。明日もしっかり自分のゴルフを、やるべきことをしたい」。今季初優勝へ2打差で迎える週末も、変わらぬマインドで臨む。

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