
1番、ティーショットを放つ岩井明愛(カメラ・谷口 健二)
◆米女子プロゴルフツアー TOTOジャパンクラシック 第1日(6日、滋賀・瀬田GC=6616ヤード、パー72)
日米通算7勝の岩井明愛(あきえ、ホンダ)、同9勝の岩井千怜(ちさと、ホンダ)の双子姉妹はともに5アンダー、67をマークして首位と2打差の4位と好発進した。
姉の明愛は同学年の桑木志帆(大和ハウス工業)、埼玉栄高の先輩・菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)と同組でプレーし「雰囲気良く回れた」と笑顔。6、7番の連続バーディーなど、前半だけで5つ伸ばして上位を走った。1打差の4位で終えた前週のメイバンク選手権(マレーシア)に続いて好調をキープ。「全体的にいい感じ。(ショットは)振り切れてる方だと思います」と声を弾ませた。
妹の千怜は前半の2、3番と連続で伸ばし、5バーディー、ボギーなし。フェアウェーキープ率35・7%とティーショットは苦戦したが、アイアンショットとパットが光り「ノーボギーだったので安定していた。ピンチはなかった」。本格参戦1年目の米ツアーで戦うために必要なスキルについて「気持ちを強く持つこと。終盤戦になって疲れている選手もいると思うので、気持ちは疲れないように明るくモチベーションを持って挑むことが大事」と自らに言い聞かせた。

