原英莉花「納得はいっていないけど」7アンダーでホールアウト 同門・佐久間朱莉は「すごみが増した」


15番ティーショットを見つめる原英莉花(カメラ・宮崎 亮太)

15番ティーショットを見つめる原英莉花(カメラ・宮崎 亮太)

◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス 第2日(15日、千葉・グレートアイランドC=6769ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、28位で出た今季日本ツアー2試合目の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は4バーディー、ボギーなしの68で回り7アンダーでホールアウトした。ショットの感触は前日から「変わっていない」そうで表情は晴れない。「納得はいっていないけど、とりあえず、っていう感じ。最悪のミスは免れながらプレーはできている」と及第点を与えた。

 5番パー5は2オン2パット、5番は2メートル半、6番は1メートルにつけて3連続バーディーを奪った。第1ラウンドでは34パットを要したが、グリーン上は復調傾向。「読みにくいー! っていうのがけっこうあるけど、今日は前半に3個(バーディーを)決められた。後半は奥に切ってあるピンに行ききれなくて残ってしまうパターンが多かった。シビアなパーパットもあったけど、ノーボギーだったので、とりあえずは、っていう感じ」と振り返った。

 メルセデスランキング1位の佐久間朱莉と2日続けて同組で回った。師匠は尾崎将司で同門の後輩がこの日、65と伸ばし優勝争いに加わった。「すごみが増したなという感じがする。ティーショットも飛んでいるし、アイアンショットもスピンコントロールが効いているなとすごく思った」と成長を感じ取った。「左ピンに思いきって打ってくる。勇気あるメンタルというか、自分を信じてプレーできているんだなと。練習あってこそのプレーだなとすごく感じる」と口にした。

 原は開幕前、今大会の課題の一つにスピンコントロールを挙げていた。「私はちょっとダメですね。今週は球が高く上がっちゃっている。その中でも目線で飛ばして、なおかつスピンが前に行くようなイメージをしている、順回転みたいな。でも逆に入っちゃう。そこはなんとかしたい」と語った。最終日へ「もう少しピンに絡めるショットを打ちたい。ラインを出していきたい」。上位フィニッシュを目指していく。

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