渋野日向子が涙「一番ひどい1年。強くなりたい」 95位で予選落ち、来季シード逃す 12月予選会に出場へ


◆米国女子プロゴルフツアー アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン 第2日(14日、米フロリダ州・ペリカンGC=6349ヤード、パー70)

 第2ラウンドが行われ、54位から出た渋野日向子(サントリー)は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と崩し、通算6オーバーの95位で予選落ちした。

 前週までの年間ポイント順位は104位。来季シード確保に向けた最後の試合に臨んだが、80位以内の通常シード、出場優先順位が下がる100位以内の準シード入りを逃した。今後は米ツアー最終予選会(12月4~8日、アラバマ州)に挑戦する予定となった。

 渋野はホールアウト後、大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ「悔しいラウンドだった。本当に今年を象徴したラウンドだった。昨日同様になかなかうまくいかなくて、力みも多かったし、リズムも良くなかった。最後までつかめなかった」と悔し涙。来季出場権がかかる重圧を感じながらプレーしたが「プレッシャーに勝てるようにと思ってたけど、なかなか厳しかった」と振り返った。

 今季は米ツアー23試合に出場し、トップ10入りは7位に入った全米女子オープンのみ。予選落ちは13回に上った。「本当に一番ひどい1年だった。悔しい。上を見ていくしかない」と涙が止まらず。今後に向けて「練習ではいい感覚だと思っても試合になると力んでしまったり、今日のゴルフが1年を象徴している感じだった。あとはメンタルの問題もすごくある。強くなりたい」と言葉を絞り出した。

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