
15番ティーショットを放つ佐久間朱莉(カメラ・宮崎 亮太)
◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス 第2日(15日、千葉・グレートアイランドC=6769ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、今大会優勝なら2試合を残して年間女王が決まるメルセデスランキング1位の佐久間朱莉(大東建託)が8バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア65をマークし、通算10アンダーで28位から2位に急浮上した。トップとは1打差。
「最近ゴルフの調子は悪くないので、かみ合ってくればビッグスコアが出せるという自信はあった。明日も自分のプレーに集中して、結果よりもスコアを気にしながらプレーしたい。15アンダーは行きたい」と意気込みを語った。年間女王争いについては「今週決まればラッキーだし、来週決まればラッキーだし。そんな感じでプレーしている」。最終日も平常心で戦う。
67で回った永峰咲希(ニトリ)が11アンダーで単独首位に立った。
トップで出たメルセデスランキング2位の神谷そら(郵船ロジスティクス)は75と落とし、4アンダー35位に後退。同3位の河本結(リコー)は71で回り5アンダー26位で最終日を迎える。
28位で出た今季日本ツアー2試合目の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、7アンダー14位に順位を上げた。
◆年間女王の行方 佐久間が今大会でタイトルを手にするには単独5位以上が最低条件。優勝なら他の選手の結果は関係なく戴冠。単独2位なら神谷が同5位以下、河本が優勝以外で決定。同3位の場合は神谷が同15位以下、河本は同2位以下。同4位は神谷が同30位以下、河本は同3位以下。同5位においては神谷が予選落ち、河本は同3位以下。佐久間が6位以下の場合は次戦に持ち越しになる。

