
8番ティーショットを放つ石川遼(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(16日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
最終ラウンドが行われ、ギャラリーは4日間合計で過去最多の3万3164人が来場した。
雄大な富士山を望む名門コースで行われ、今年で53回目を迎えた伝統ある大会。第1日は4569人、第2日は5728人が来場し、週末の決勝ラウンドに突入した第3日は今季男子ツアー最多の1万1611人。最終日は1万1256人が詰めかける盛況ぶりだった。
4日間の合計ギャラリー数は、詳細なデータが残る1992年以降では、2010年の3万1451人を超える過去最多の3万3164人に上った。
大会最多4度の優勝を誇る石川遼(カシオ)は「本当に感謝しかないです。大会の皆さんに感謝しかない」と喜びをにじませた。「たくさん人が見に来たい場所だったり、平日はみんな働いて、土日で家族でどうしようかという時にここを選んでもらえるというのは本当にありがたいこと。トーナメントがそういう場所になってほしい。僕らのレベルを上げていくことによって、選手が見たい、お目当ての選手が増える。僕らが全力でやることによって発生するいい部分はたくさんある」と語った。

