
2番グリーンに向かう原英莉花(右は稲見萌寧=カメラ・宮崎 亮太)
◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス 最終日(16日、千葉・グレートアイランドC=6769ヤード、パー72)
14位で出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算12アンダーの4位に食い込み存在感を見せた。「この3日間、やっぱり試合って楽しいなって思いながら回っていた。今意識していることを含めて、試しながら戦えることがすごく楽しいなと思った」。今季日本ツアー2試合目で得られたものは多かった様子だった。
「今日が一番ティーショットが荒れていて。いい感覚はなかった」というコンディションで5つ伸ばしてみせた。3番パー5で第1打を右の崖下に曲げたが、110ヤードの第4打を1メートル半に運び、セーブした。「あこでパーを拾えたことが今日の良いプレーにつながった」と振り返り、17番パー3では10メートル近いバーディーパットをねじ込み、笑顔を見せた。
次戦の大王製紙エリエールレディス(20~23日)にも参戦する。「来週はもうちょっとティーショットを安定させたい。どんなグリーンかスピードは分からないけど、来週の方が私のなかで好きなイメージがあるので、ちょっと楽しみかなって思う」と瞳を輝かせた。

