石川遼「100点ではないけどいいゴルフ」 次週カシオが国内最終戦 米ツアー予選会に挑戦


ティーショットを放つ石川遼(カメラ・岩田 大補)

ティーショットを放つ石川遼(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 最終日(23日、宮崎・フェニックスCC=7117ヤード、パー70)

 19位で出た石川遼(カシオ)は2バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダーの20位で大会を終えた。前日まで2日続けてダブルボギーを喫した17番パー3で6メートルのフックラインを沈めてバーディーを奪ったが、最終18番パー5はティーショットを左林に曲げ、1メートルのパーパットを外した。「思った所に打ったけど曲がった。3打目でグリーンを外したことが、そもそも良くなかった」と振り返った。

 68を並べて6位で決勝ラウンドに進んだが、週末は伸び悩んだ。「結果は出なかったけど、このコースで自分の今のゴルフができたことは収穫。100点ではないけど、いいゴルフができた。粘り強くやれたし、今後につながっていくゴルフだった」。苦手コースと対峙した4日間で、得られたものも多かた。

 ホスト大会となる次週のカシオワールドオープン(27~30日、高知・Kochi黒潮CC)が今季国内最終戦になる。試合後すぐに渡米し、米ツアー2次予選会(12月2~5日)に挑む。「どんなコースでも自分がやるべきことを、自分のゴルフをしっかりやりながら、コースを攻めていけるようにしたい」。所属先が主催する大会で好結果を残し、弾みをつけて海を渡る。

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