
吉本ここねの写真を持つ金谷拓実(カメラ・渡辺 朋美)
男子ゴルフの2024年賞金王で今年から米ツアーに主戦場を移した金谷拓実(27)=SOMPOひまわり生命=が、女子プロゴルファーの吉本ここね(25)=不二サッシ=と結婚していたことが3日、所属先から発表になった。金谷が今季国内最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(4~7日、東京よみうりCC=報知新聞社)の会場で取材に応じた。以下、主な一問一答。
―周囲の反応。
「みんなから『おめでとう』と言われました」
―入籍の時期は?
「1月です」
―このタイミングでの公表は?
「なんて言えばいいんだろう…隠すことでもないんだけど、わざわざ言うことでもないかな、みたいな。でも本当に、ありがとうございます」
―同じプロゴルファーとして。
「お互いプロゴルファーで。でも2人で話す時はあんまりゴルフの話はしないんですけど。けっこう2人で一緒にラウンドをプライベートですることも多かったり。なんかゴルフ以外で楽しいことしたかなあ(笑)本当に自分の職業を分かってくれて、何より思いやりがすごくある人なので、本当にうれしいです。ありがとうございます」
―今季、日米で離れてツアーを戦っていたが?
「今年はけっこう時差があったんですけど、けっこう連絡を取り合いながらやっていた。ゴルフを向こうも頑張っていたし、帰国したときに自分も妻の応援に現地に行ったりして、一緒に過ごす時間もあったので。向こうもゴルフを頑張っているし、お互いに支え合いながらやっていけたらいいなと思います」
―吉本はどんな人?
「自分よりも、人に思いやりがある。本当に一人の人に尊敬をちゃんと持っている人。みんなから好かれていますし。素敵だと思います」
―札幌出身の吉本は日本ハムファン。金谷が9月に優勝したANAオープンの副賞が日本ハム戦の始球式だった。
「試合前に冗談で、もし僕が優勝したら代わりに始球式をしたいと言っていた。本当にファイターズのファンで、かなり詳しいんですよ。郡司(裕也)選手のファン。エスコンで始球式をしたいみたいなので、是非チャンスを与えてあげてください(笑)」
―交際はいつから?
「学生の時からです」
札幌出身の吉本は2018年7月のプロテストに合格し、2023年下部ツアーのルートインカップで優勝。今季レギュラーツアーのメルセデスランキングは59位で、50位までに付与される来季シード獲得はならなかった。正確なショットが持ち味で、フェアウェーキープ率は80・0%でツアー2位。2日に始まった予選会に挑戦している。
22日に都内で行われるSOMPOひまわり生命のイベント「金谷拓実プロ&吉本ここねプロ×『健康とライフプラン、ふたりで始める第一歩』夫婦で学ぼう!」で初めて夫婦で共演する。

