
ホールアウトし握手をする中島啓太(右)と金谷拓実(カメラ・渡辺 朋美)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(4日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
2023年賞金王で今季日本ツアー初出場の中島啓太(フリー)は1バーディー、3ボギーで2オーバー72と出遅れた。3番で第2打をピン左手前3メートルにつけてバーディーを先行させたが、直後の4番でフェアウェーからの第2打をグリーン左に落とし、寄らず入らずのボギーを喫した。
「流れを作ることができずに最後までズルズル行ってしまった。グリーンが難しいのでショットにかかるプレッシャーが強い分、力んでしまったり、もったいないミスが多かった」と悔しそうに振り返った。
最終18番パー3はグリーン手前からアプローチをピン下2メートル半に運び、沈めてパーをセーブ。ギャラリーを沸かせた。2年ぶりとなる金谷拓実(SOMPOひまわり生命)とのラウンドだった。「トップスタートだったけど、たくさんのギャラリーの方が来てくれた。金谷さんはすごくいいプレーをされていた。優勝争いに僕が入っていければ一緒にまた回れるので頑張ります」。2023、24年はともに1位で最終日を迎えながら、2位、4位だった。残り54ホールで巻き返す。

