1000人が参列 青木功「生涯のライバルはジャンボだ。さようなら」…尾崎将司さんお別れの会


尾崎将司さんとの写真を横目に弔辞を読む青木功(カメラ・今西 淳) 

尾崎将司さんとの写真を横目に弔辞を読む青木功(カメラ・今西 淳) 

 昨年12月23日に死去した男子ゴルフ界のレジェンド、尾崎将司(本名・尾崎正司)さんのお別れの会が16日、東京・帝国ホテルで行われ、約1000人が参列した。

 尾崎さんのライバルとして活躍し、お別れの会の発起人を務めた青木功が弔辞を述べた。「今、ここでジャンボのお別れの会の弔辞することなど全く考えてなかったよ。昨年末に突然逝ってしまったという知らせを受け、何と言っていいか分からない、言葉がなかった。大切な戦友を失い、深い悲しみ、大きな喪失感でいっぱいだった」と語った。

 昨年12月に尾崎さんが死去後に弔問に訪れ、闘病生活や弟子への思いなどを関係者から聞き「最後までお前さんらしく、生きざまにジャンボの存在の大きさや優しさを感じ、今少しだけど、現実を受け入れてるよ」と神妙に話した。

 尾崎さん、中嶋常幸とともに「AON」として男子ゴルフ界をけん引した青木は「ジャンボの存在は、自分のゴルフ人生を様々な形で進化させてくれた。圧倒的な飛距離でデビューし、メタルヘッドのドライバーを使い出した時、正直、誰もジャンボにはかなわないと思った。そんな大きな壁のおかげで自分のゴルフをどう進化させ極めるか、そのために限界を超える努力をした。その結果、青木功のゴルフが確立できた」と感謝した。

 青木は「ジャンボに『おまえさんがいなかったら、俺はとっくに終わっていた』と言ったけど、本当にその通りだった」と回想。2014年に自身のプロ生活50周年パーティーで尾崎さんがあいさつした際を振り返り「人を持ち上げて、最後に『でも。僕のライバルはタイガー・ウッズだ』と言ったよな。そういう、いたずらっぽい笑顔は忘れないよ」と話した。

 最後に「ジャンボ、たくさん思い出がありすぎて語りきれないけど、本当にもう一度会いたかった。現役の時は2人とも強い野心と闘争心のかたまりだった。ゆっくり一杯やりたかった。おまえさんが何と言おうと、自分の生涯のライバルはジャンボだよ。お前がいたからこそ自分がある。俺のライバルだからな、最後まで。どうぞ安らかにお眠りください。さようなら」と締めた。

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