
NTTドコモビジネスレディスの第2ラウンドをプレーする菅沼菜々(カメラ・星野浩司)
◆女子プロゴルフツアー NTTドコモビジネスレディス 第2日(2日、千葉・浜野GC=6704ヤード、パー72)
3日間短縮競技の第2ラウンドが行われ、ツアー3勝の菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が2位で出て6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算12アンダーに伸ばした。ホールアウト時点では単独首位に浮上した。
圧巻の飛距離で大ギャラリーを湧かせた。前半の14番までに3つ伸ばし、16番パー4(421ヤード)のティーショットは、追い風も後押しして283ヤードのビッグドライブ。「今年はめっちゃ飛ぶんです。クラブのシャフトとヘッドも変えたけど、トレーニングもかなり成果が出てる。去年より15ヤードくらい飛んでいる」とかみしめた。
17番パー5。前方に木が立ちはだかる第2打は残り250ヤードから「直ドラ」でグリーン手前30ヤードまで運び、3打目を1メートルに寄せてバーディーを奪った。直ドラは「めっちゃ得意です。調子が悪くなって下から入ると直ドラはダフっちゃうので、すごい感覚が良い時だけ使える。17番は会心だった」と笑顔がはじけた。
昨年は平均飛距離が全体34位の242・42ヤードだったが、第1Rは全体3位の263・5ヤードを記録。「スタッツを見るのが楽しみ」とニヤけた。オフは筋トレの時間を昨年の45分から約70分に増やし、スクワットなど下半身を中心に鍛え上げた。体重は昨年末から約4キロ増え、クラブ変更もかみ合い、パワーヒッターに変貌(へんぼう)を遂げた。
後半の8番は今大会35ホール目で初のボギーをたたいたが、最終9番は1メートルに寄せてバーディーの「バウンスバック」で締めた。昨年、同じ浜野GCで開催された前身のパナソニックオープンで優勝しており「大好きなコースなので印象もいい。飛距離もそうだけど、アイアンの感覚がすごく良くて、パッティングもグリーンが大好きでラインがすごく見える」。最終日に向けて「優勝できてもできなくても、こういう位置で戦える選手が強い。楽しみながら1打1打集中して頑張りたい」と初代覇者を見据えた。(星野 浩司)

