河本結「どの一打も重みは変わらない」メジャー初Vへ気負いなし 連続バーディー締めで上位浮上


14番ティーショットを放ち移動する河本結(カメラ・古川  剛伊)

14番ティーショットを放ち移動する河本結(カメラ・古川 剛伊)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(8日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)

 トップと4打差9位で出た河本結(リコー)は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算1アンダーの上位でホールアウトした。「ビトウィーン(クラブの番手間の距離)が多かったのと、切れるラインが多くてバーディーチャンスが少なかった。いい所に外して、いい所からチップを打って、楽に次のホールに行くことをイメージしてプレーした。マネジメント通りのプレーができた」と評価した。

 12番までコツコツとパーを重ねていった。13番パー3でティーショットをグリーン奥に外し、アプローチが寄らずボギーが先行したが、上がりで巻き返した。17番パー5で第2打をグリーン手前のエッジまで運んで寄せ、18番は手前カラーからの8ヤードのストレートラインを沈めて連続バーディーで締めた。「とにかく今日は落とさないで帰ろうという感じだった。上がりでやっと真っすぐのラインが来たので、これはチャンスだなと思って打ったら入った。すごく気持ち良かったし、明日以降にもつながる」。いい流れで決勝ラウンドに向かう。

 河本は多忙な遠征暮らしの合間に、月に5冊は本を読むようにしている。電子書籍ではなく紙派で、ツアー中も持ち歩く。今手に取っているのは「速読の本」。「去年本を読むのにめっちゃ時間がかかったから、速読の技術を身につけようと思って」。学ぶ心をコースの外でも大切にしている。ちなみに昨年最も心に残った一冊は江國香織さんの「きらきらひかる」だった。

 初のメジャー制覇へ、好位置で週末を迎える。気負いなく、この2日間は挑めている。「ゴルフはどの一打も重みは変わらないと思っている。プロアマの一打もそうだし、試合の一打もそうだし、メジャーの一打も一緒。それはずっと変わらないでいる」と冷静だ。「勝ちたいという気持ちはもう少ししたら勝手に出てくると思う。絶対出るので。自分からは思わないという感じ。そのへんをコントロールしながらやりたい」。闘志を内に秘め、残りの36ホールを戦う。(高木 惠)

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