【女子ゴルフ】19歳・鳥居さくらが3差6位発進「エンジンをかけてくれた」同期・倉林紅に続くルーキーV狙う


11番、ティーショットを放つ鳥居さくら(カメラ・中島 傑)

11番、ティーショットを放つ鳥居さくら(カメラ・中島 傑)

◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 第1日(16日、宮城・仙台クラシックGC=6692ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、19歳ルーキーの鳥居さくら(Sky)が1イーグル、3バーディー、1ボギーで4アンダーの68をマークし、首位と3打差の6位と好発進した。

 気温32度。猛烈な暑さの中、ルーキーの鳥居がプロ初イーグルでギャラリーを湧かせた。

 後半出だしの10番で5メートルを決めてバーディーを奪い、ギアを挙げた。13番パー4。残り166ヤードから6アイアンで放った第2打が直接カップイン。「前回のイーグルはプロテストの時。ラインはいいところに行って、泊まってくれたらいいなと言ってたらボールが消えたので良かった」。同組の選手らとハイタッチし、喜びがはじけた。

 「パーオン率を意識した」。今週はベテランの敏腕キャディー、清水重憲氏と初タッグ。パーオン率が今季1位の佐久間朱莉(大東建託)が71・56%であることに触れ「トップの選手でも18ホールでパーオンは13回。その13回を超えたら残りはパットなので絶対にバーディーは来る。パーオンを意識しよう」と事前に助言を受けた。

 清水キャディーとのラウンドは学びは多かった。「考え方や目標に対して構えるアライメント(向き)の取り方も違った。今までのデータを見て、これからのゴルフに生かした方が良いとアドバイスをもらえた。充実しています」。安定したショットでボギーは1つに抑え、好スタートを切った。

 兵庫・神戸市出身。両親が働く飲食店のバックヤードにマットを敷き、決して広くはない他店との共有スペースでアプローチやパターの練習に励んだ。滝川二高時代の24年に日本女子アマ選手権で優勝を飾った。昨年11月、2度目の挑戦となったプロテストで合格した。

 両親が生け花好きで、桜が好きな父・が秀雄さんが「さくら」と命名。愛称「とりさく」も徐々にファンに浸透してきた。40歳ベテランの小祝さくら(ニトリ)、ツアー12勝の横峯さくら(エプソン)ら女子ゴルフ界を代表する「さくら」とともに上位発進した。

 今季の最高成績はSky RKBレディスの8位。同期で仲が良い倉林紅(サーフビバレッジ)が2週前の資生堂JALレディスで初優勝を飾った姿に刺激を受け「同期の優勝が見られて、いいガソリンになった。エンジンをかけてくれた。目指すは紅ちゃん。ルーキーイヤーで優勝したい。最終的にはシード獲得が目標です」と目を輝かせた。

 ◆鳥居 さくら(とりい・さくら)2007年1月23日、兵庫・神戸市出身。19歳。5歳でゴルフを始める。21年に関西中学選手権で優勝。滝川二高時代の24年に日本女子アマを制覇。2度目の挑戦となった25年のプロテストで合格。QTランク166位。日本ウェルネススポーツ大在学中。師匠は男子ツアー3勝の星野英正。163センチ。家族は両親。

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