【女子ゴルフ】36歳・金田久美子「衰えは感じない。引退までにもう1勝したい」 10年ぶり首位発進…ツアー3勝目狙う


最終18番をパーで締めギャラリーの拍手に応える金田久美子(カメラ・山崎 賢人)

最終18番をパーで締めギャラリーの拍手に応える金田久美子(カメラ・山崎 賢人)

◆女子プロゴルフツアー 北海道meijiカップ 第1日(7日、北海道・札幌国際CC島松C=6709ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、4年ぶり3勝目を狙う36歳の金田久美子(スタンレー電気)が7バーディー、3ボギーで4アンダーの68をマークし、鈴木愛(セールスフォース)、入谷響(加賀電子)、池ケ谷瑠菜(フリー)と並ぶ首位発進を決めた。

 36歳の金田がバーディーラッシュでギャラリーを沸かせた。出だし1番で3メートルのフックラインを沈めると、5、6番と12、13番で2度の連続バーディー。16年の大東建託・いい部屋ネットレディス以来、10年ぶり首位発進に「満足です!これだけバーディーが取れてうれしい」と声を弾ませた。

 この日最少の24パットと好調だ。構えた時に「ボール2個分くらい左を向いてしまう」という悪癖に苦しんできた金田。平衡感覚を司る三半規管が乱れるメニエール病と24年に診断されたが、視野やピント機能などを調整する目のトレーニングを重ねて修正。この日は5番で7メートル、12番で6メートルをねじ込み「10年ぶりに自分の向きとラインと雰囲気がピッタリ合った」。グリーン上で精度が光った。

 プロ18年目。今月14日に37歳の誕生日を迎える。「年は感じる。疲れやすくなったけど、飛距離は落ちていない。衰えは感じない」と言い切った。2週前に通算500試合を達成し「あんびりーばぼー」と驚きの表情。4年ぶり3勝目へ「勝ちたいとは思うけど、年も年だし…。あと何試合出られるんだろう。引退するまでにはもう1勝はしたい」と力を込めた。

 試合がなかった前週は「疲れすぎて、2日くらいゴロゴロしていた」と休養を優先した。これまで「休むと罪悪感があった」とオフ週も多く練習を重ねてきたが、地元の友人から「ゆっくプロり休むからいいパフォーマンスができる」と説得され、練習量を減らした。マイナス思考を一新し、オフ明けの好発進につなげた。

 7月には19歳の加藤麗奈、21歳の倉林紅がツアー初優勝と若手が台頭する中、ベテランも負けていない。今季は3試合で3位発進しながらも2日目以降に後退。金田は「明日いいプレーをして、最終日に楽しい位置で回りたい」とトップを走り切るつもりだ。(星野 浩司)

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