【男子ゴルフ】宮里優作「癒やし」ジャンボさんボイスで2差暫定7位発進…ISPSハンダ夏に爆発トーナメント


尾崎将司さんの写真パネルが見守る中、10番からスタートした宮里優作(カメラ・高木 恵)

尾崎将司さんの写真パネルが見守る中、10番からスタートした宮里優作(カメラ・高木 恵)

 第1ラウンドは降雨によるコースコンディション不良でサスペンデッドとなり、71人が競技を終えられなかった。宮里優作(46)=大和ハウス工業=が7バーディー、ボギーなしの7アンダー65をマークし、トップと2打差の暫定7位につけた。昨年12月に死去した尾崎将司さん(享年78)の追悼大会と銘打たれた今大会。毎ホール流れる生前の肉声をAIで生成したメッセージを「癒やし」に、好発進した。米沢蓮(27)=LAND CARRY=が63で首位に立った。

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 前半18番パー5のティーグラウンドだった。「フェアウェー取りに行かなきゃダメだ…」。尾崎さんのAIボイスを静かに聴き入った宮里だったが、その後に続いた「そして、イーグルだ!」の猛ゲキに「おー!」とのけぞり、ジャンボなボイスを満喫した。ティーショットは狙いより左に行ったが、フェアウェーをキープ。7メートル近いイーグルパットはカップに届かなかったが、バーディーを奪い好スタートにつなげた。

 今大会は4日間72パターン、生前の肉声をAIで生成したメッセージが各ホールで流れる。宮里にとって「ジャンボさんの声は癒やし」。写真パネルも全18ホールに飾られ、耳で目でレジェンドを感じながら一打に集中した。

 尾崎さんと初めて試合で回ったのは、東北福祉大2年の時。2000年の日本オープン(千葉・鷹之台CC)だった。プロ転向後は特に気にかけてもらった。練習場で1時間近く付き合ってくれたことも数え切れない。「攻めろ」「ガツンと行け」。この日流れた熱い言葉が胸に染みた。「小さい頃から憧れの人。今でも亡くなった感じがしない」。心で生き続ける尾崎さんへの思いとともに、4日間を戦い抜く。(高木 恵)

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