【女子ゴルフ】「下部ツアーは予選通過でも赤字…」33歳苦労人の森井あやめ、2差2位で最終日へ「優勝したい。人生を変えたい」


森井あやめ

森井あやめ

 ◆女子プロゴルフツアー 延田グループ・マスターズGCレディース 第3日(24日、兵庫・マスターズGC=6520ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、プロ11年目でツアー未勝利の33歳・森井あやめ(F&co)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算10アンダーで2位をキープした。首位と2打差。

 ツアー初優勝に向けて、森井がV戦線に踏みとどまった。

 3番は3パットでボギーが先行したが、5番は4メートル、6番は6メートルをねじ込んで2連続バーディー。12、13番で連続で伸ばし、14番パー4で落とした直後の15番は5メートルを沈めてバウンスバックした。「自己採点は80点。ショットも安定していた。パットは外したところもあったけど、ラインも見えて入ってくれて良かった」とかみしめた。

 「私、メンタルが弱いし、パターも大事な場面で手が震えて打てなくなる」と森井。だが、この日はツアー23勝の鈴木愛(セールスフォース)と同組で会話しながら回り「和気あいあいで緊張せずに楽しく回れた」。メルセデス・ランク1位の桑木志帆(大和ハウス工業)とは今季初めて同組でラウンドし「パターがうますぎてビックリした」と目を丸くした。

 大阪・東大阪市出身の森井は、2016年に3度目の挑戦でプロテストに合格。その後はシードを獲得したことは一度もなく「QTに行くのも嫌だし、ステップ(アップ・ツアー=下部ツアー)なら予選を通っただけでも赤字で大変だった」と言う苦労人だ。24年に下部ツアーで優勝したが、レギュラーツアーの最高成績は今年6月のリゾートトラストレディスの6位。優勝争いに絡むことは少なかった中、プロ11年目で絶好のチャンスが到来した。

 初日に人生初のホールインワンを達成し、賞金12万3000円を獲得したラッキーガールだ。トップの桑木を2打差で追う最終日。悲願の初優勝に向けて「今、一番チャンスなので、優勝したい。人生を変えたい」と目を輝かせた。

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